星合の空

 

 

2021年12月16日

 

なんとか午前中に起床し、チケットを自宅付近のコンビニで発券し、ギリギリ許容範囲の時刻の電車に乗った。

いい加減リアフェ人生をどうにかしなければ。

そんなことを考えながら約20分程電車に揺られ、目的地は東京で1番大好きな街、日比谷。

 

地下鉄の出口をくぐり抜けたその瞬間、

 

「あぁ、帰ってきた。」

 

そう思った。

 

 

見慣れた景色。何度も歩いた道。

そしてたどり着いたのは、子どもの頃から親しんだ、帝国劇場だ。

 

しかし、親の顔より見た*1劇場の客席には、なんだか感じたことのない空気感があった。それもそのはず、これだけ多くのジャニーズが集う舞台は初めて観劇するからである。

 

幕は降りているのに、どことなく張り詰める緊張感。ジャニオタって怖い。そう言われる所以を改めて実感した。

こんなこと言ったら喧嘩売ってるみたいだけれど、東のジャニーズのオタク、関西Jrのオタクの何倍も怖い。とにかく怖い。なんかもうわからんけど、怖かった。怖かったです。闘志が見えんだよな闘志が。燃えてんのよ見るからに。担タレってこと???(?)

 

と、ビビり散らかすのも束の間、すぐに幕が開いた。*2

 

 

 

 

会場の明かりが消え、音楽が鳴り、幕が上がる。

そのときに感じるときめきは、何にも替え難いわたしの人生の宝物である。

この瞬間のために、何度も何度も、ここ帝国劇場に足を運びたくなるのだ。

 

一瞬にして、これから始まるストーリーへの期待が高まった。

 

そしてこの世の煌めきを全て集めたかのような照明やセットとともに、たくさんの演者が登場する。

 

双眼鏡を覗くことさえも躊躇われるほどに一気に眩しく、華やいだステージに、

 

「うわぁ、ジャニーズ見に来たな」

 

そう感じた。

 

 

 

 

少々時を戻して11月。*3

そもそも見に行くかどうか、それ自体を迷っていた。決め手となったのが、舞台後半のジャニーズメドレーだった。

 

ラインナップされた曲名を見るだけでも暴れだしてしまいそうな*4演目を見たとき、

「これ、ジャニーズの佐々木大光をめちゃくちゃ見られるってことか!?それは、絶対に見たい。」 *5

そうして心が決まったのだ。

 

 

 

 

結論からいうと、それはもうめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃジャニーズの佐々木大光が見られた。

期待通り。大満足。

わたしは常日頃佐々木の支離滅裂な思考回路など様々な所業に意味が分からないと文句*6を言っているが、分かる!最高!の連続だった。

 

しかしそれは、期待していたジャニーズメドレーからだけではなかった。

わたしが言わば沼落ちした直接の原因となったダンスパフォーマンスからだけでもなかった。

 

得意ジャンルが素人目には分からないほどオールマイティーなダンスはもちろんのこと、

ステージ上を歩いて移動するとき、

舞台のへりに足を下ろしそれはお行儀よく座るとき、

デカいドラムセットに埋もれながらバチを振り回すとき、

スポットライトの影で他の役者を引き立てているとき、

 

手足の運びも目線の動きも、全て振り付けなのではと疑ってしまうほどに1分1秒365度余すところなく動きが綺麗だった。

双眼鏡で追う、というよりも思わず目が追ってしまう、という感覚に陥った。

 

とんでもないスタイルの良さも相まって、

 

神様がステージでジャニーズとしてパフォーマンスをするためだけに懇切丁寧に造形した奇跡の人間なのかも…

 

と本気で思った。

 

 

彼がジャニーズであることを大切に、大切にしているのは、言葉から滲み出るものから大いに感じていた。それを、実際に目の当たりにする経験となった。

 

 

どこまでも、佐々木大光は「ジャニーズ」だった。

 

 

ブログで「自分がジャニーズで良かったと思えた舞台」っていってたね。

わたしも観終わって1番最初に出てきた感想が、「あなたがジャニーズでいてくれて良かった〜!!」なんだよ。

 

「あの方に会えてる気がする」、ともいってたね。

わたしも舞台終盤、涙をいっぱいにためたキラキラの大きな瞳で天を見上げるあなたを通して、なんだか会えた気がしたんだよ。

 

「なんか好きだなー」っていってたね。

そう、ジャニーズの舞台の楽しいところってその「上手く言えないんだけれどなんか好き!」にたくさん詰まってるんだよね。

それを改めて思い出して、すごくすごく楽しかった。

 

 

 

 

演技して、ドラムして、ショーをして。

1つの舞台で「ジャニーズ」を縦横無尽に楽しむ姿に、普段やりたい放題にいたずらしまくる年相応な姿を重ねてみて。

 

その基盤には、いつも7 MEN 侍があることに気が付いた。

 

そこはあなたが端から端までジャニーズできる場所。そしてただじゃ折れないその名前を共に冠した仲間たちと、長く長くジャニーズとしてステージに立ってください。

 

 

 

 

 

あなたが作る伝説は、きっともう始まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

大光くんへ

五関くんにだけあんなかわいい笑顔を向けるのマジでなんなんですか?癒着?*7

 

 

 

 

 

*1:見ていません

*2:ギリギリでいつも生きていたいから〜…いたくない!

*3:くらい

*4:ジャニーズ狂である。狂った楽曲をいくつか列挙する。仮面舞踏会/少年隊、ガラスの十代/光GENJI、SNOW DOMEの約束/Kis-My-Ft2、ファンファーレ/Hey! Say! JUMP、Big Shot!!/ジャニーズWEST、Naughty girl/King & Prince、NAVIGATOR/SixTONES、D.D./SnowMan、ダイヤモンドスマイル/なにわ男子、シンデレラクリスマス/KinKiKids などなど ってかほぼ全部言ってないかこれ

*5:フルネームで呼び慣れないのでこれを打つのに10分くらいかかりました かわいい!

*6:まったくも〜♡などといった世界一キュートな文句という名のラブコール♡結局そういうところがだ〜いすき♡

*7:いくらなんでも酷い言い様である。そんなわけはない。シンプルに優しい五関くんに懐いているだけだと思うよ。わん🐶